|
日本が誇る鉄道技術の結晶、リニアモーターカー。現在、東京と名古屋を結ぶリニア中央新幹線の2027年開業を目指し、プロジェクトが着々と進行しているようだが、せっかちな私は15年も待てない。つまり、いますぐリニアに乗りたい。
わがままであることは百も承知。だが、私と同じように、いますぐリニアに乗ってみたいという人はたくさんいるのではないだろうか。なぜなら、その気になれば、数年でリニアの路線は建設できるはずだからーーリニア中央新幹線でなければ。
リニア中央新幹線は南アルプスのふところに長大なトンネルを通す。素人でもわかる難工事であり、年月を要する大仕事である。
でも、たとえば、これが成田と羽田を結ぶ路線だったら。
おそらく10年たらずで完成を見るのではないだろうか。
神奈川県が横浜と成田をリニアモーターカーで結ぶという計画を提案しているようだ。その予算は1兆円強。つまり、私の夢想は非現実的でもなんでもないということでもある。
私の計画はこうだ。
成田と羽田を、一部海底トンネルを使って結び、リニアモーターカーを走らせる。すると、成田と羽田はおよそ10分で行き来できることになる。
とすれば、成田と羽田は一体となった空港と考えてもよいわけだ。
成田の滑走路は2本、羽田のそれは4本だから、なんと6本の滑走路を備えた空港が出現する。
さらに茨城空港もリニアモーターカーで結んだら、7本の滑走路を備えた空港となる。これは、世界最大の面積を誇り、世界一忙しい空港といわれる米国アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港にも匹敵する大空港が誕生することと同じである。
現在、ハブ空港として成功を収めている韓国の仁川国際空港の滑走路は3本。とすれば、着陸料なども引き下げて、戦略的な経営を推し進めれば、仁川国際空港を上回る東アジア最大のハブ空港となるのは確実だと思う。
人もモノも集まる巨大ハブ空港の誕生。これで日本が元気にならないわけがない。いますぐリニアに乗りたいという、私のわがままだけとは言えない、なかなかの妙案だと思うのだが。
|